旅に最低限必要な持ち物をまとめてみました。
旅の目的地が決まったら、早め早めに準備を始めましょう。
スーツケースなど、時間がかかるものから準備を始めると旅行直前に焦らなくてすみます。
1つ1つタイプごとに、説明していきますね。
絶対に必要な持ち物
目的地に到着して、忘れ物に気づいても現地で入手できるものがほとんどですが、これだけは絶対に忘れていけないものがありますので、ここではそれらについて説明します。
- パスポートとビザ
- E-Ticket
- 海外旅行保険
- お金とクレジットカード
- ボールペン
パスポートは、残りの空白ページ数とパスポートの有効期限に注意が必要です。空白ページが少ない(5ページ以下)場合や、有効期限が半年を切っている場合など、入国できないことがあるので、旅行代理店に相談するか、旅の目的地の大使館のホームページを見てみましょう。
E-ticket(航空券)は、パスポートとセットで持っていた方がいいです。万が一紛失したときのために、スマホやiPadなどに画像や、PDFで保管しておくと安心です。
無くても空港のカウンターではパスポートさえあれば、E-ticketデータはパスポートに登録されているので、問題ないことが多いのですが、空港に入るときなどで提示を求められるケースもありますので、パスポートとセットで持っていた方がいいでしょう。
ビザは、日本のパスポートが強いので、観光目的だと不要な国が多いのですが、はっきりわからない場合は、目的地の大使館のホームページで調べてみましょう。
海外旅行保険は、海外旅行中に万が一のけがや病気、持ち物を紛失、故障した場合等の時のために必須です。クレジットカードに付帯しているケースもあるので、旅行保険付帯のクレジットカードを持っておくと便利です。
ただ、クレジットカードの付帯保険は、利用しないと使えなかったり(利用付帯)、旅行中のけがはOKでも病気はだめだったりとか(またその逆とか)、あとは3か月以上の旅行の場合、3か月後以降は対象外がほとんどだったりなどあるので、注意が必要です。
お金については、現金を大量にもっていくのは危険なのでやめましょう。現金はどんなに期間が長くても、せいぜい500ドル程度(あるいは500ユーロ程度)にして、宿泊費や食事代、買物も基本的にクレジットカードで支払い、もし、現金が必要なら現地でキャッシングした方が安全です。
クレジットカードは、キャッシングができるものを2,3枚準備して、荷物を盗難にあったり紛失したときのために、別々のところに保管しておきましょう。財布に1枚、スーツケースに1枚など。国やエリアによっては、VISA、Master、JCBで使いやすい、使えない、あとは手数料が違うなどあるので、複数種類あると便利でしょう。
ボールペンは、入国カードなどの記入に必要となります。
忘れると、飛行機で隣の人に借りるとか、空港で職員に借りたり、書類を記入する場所にあるものを使ったりしますが、貸すのをためらわれたり(盗まれると思われて)、書類の記入に時間がかかり、イミグレで長蛇の列に並ぶことになったりと、いいことはありません。万が一、忘れたら出発前に空港のコンビニで買っておきましょう。
スーツケースやバッグなど
- スーツケース
- スーツケースのベルト
- バックパックやトートバッグ
- PCソフトケース
- カメラとカメラケース
- パスポートケース
- 旅行はかり(スーツケースの重量をはかる)
- 旅行用財布
スーツケースは、旅行の期間によって、適切な大きさがあります。大きさで悩んだら、大は小を兼ねるので大きい方を買った方がいいと思います。
個人的にはクロース(Kroeus)のスーツケースがアルミ製でかっこいいなと思いますし、また軽量でさらにTSAロック対応でもあるので、お勧めです。
スーツケースには、鍵が破損したときに、パカッと開いてしまわないようベルトがあると安心です。TSAロック付かどうかはあまり気にする必要はありません。
バックパックやトートバッグは、現地に到着してから、小物を入れて持ち歩くのに必要です。バックパックタイプ、トートバッグタイプ、ハンドバッグなど、ふだん自分が使っているもので基本的にいいと思いますが、中身を周りから見えないようにできるものではないと、隙間から中のものを盗まれる可能性が上がります。
PCは手荷物として、飛行機に持ち込むべきですが、トートバッグや機内持ち込み用の小さなスーツケースに入れるときでも、PC用ソフトケースがあると安心です。自分のPCサイズに合ったものの中から、あとはポケットがついていたり、いろいろなものがありますので、好きなものを選んでください。
カメラケースは自分の好みに合ったものを選ぶのが一番ですが、旅行の時は荷物がかさばるので、普通の荷物をある程度入れることができるカメラバッグを選ぶか、インナーバッグを普段お使いのバッグに入れて、そこにカメラを収納するかなどして、荷物の数を減らしたいいと思います。個人的にはカメラバッグっぽくない次の商品が気に入っています。また、インナーバッグが取り出せるので、別のバッグ(トートバッグなど)にいれて使うこともできます。
パスポートケースは、パスポートだけでなく航空券などを整理するのに便利です。
旅行用はかりは、預け荷物(主にスーツケース)の重量を図るのに使います。飛行機に荷物を預けるとき、無料で預けることができる重量が決まっていますので、その重量制限内に収まるか事前に確認することが需要です。
旅行用の財布。日本で使っているものを海外で使用しても、機能的には問題ではないのですが、個人的には別にすることをお勧めします。というのも、海外のお札は結構汚いケースがあり、私は自分の普段使いの財布に海外のお札を入れのをためらい、別々にすることにしました。
また、クレジットカードをそれぞれの財布に入れて保管しておくことで、リスク分散につながります。旅行中だけなので、安い財布とか、財布を買い替えたときに古い財布を海外旅行用にするとかで十分だと思います。
機内を快適に過ごすグッズ
- ネックピロー
- エアークッション
- アイマスク
- 耳栓
- ウェットティッシュ
現地に到着してからすぐに動けるかどうかは、いかに機内を快適に過ごせるかがとても重要です。寝不足のまま観光しても辛いだけですよね。そのためにネックピローは必須でしょう。あると全然違います。また、あまり知られていないですが、エアークッションもあるとお尻が痛くなりにくくて、助かります。どちらも個人的にはかさばらない、エアー式をお勧めします。
エア式ネックピロ―とエアークッションのコツは、「空気を少し少な目に入れること」です。使ってみて、なんか落ち着かないなと感じたら、少しずつエアを抜いてみてください。きっと自分にとって快適なやわらかさを見つけることができますよ!
寝るときに周りの音や光が気になる方は、アイマスクや耳栓も用意しておいた方がいいと思います。
トラベルエアーネックピロー | エアークッション |
アイマスク | 耳栓 |
100均で買えるウェットティッシュ(アルコールタイプ)は機内だけでなく、旅の途中もあると便利です。ちょっとした汚れを拭いたり、汚れた手を拭いたり、身体がべとべとして気持ち悪い時は、さっと拭いてさっぱりできます。
防犯対策グッズ
旅行中に盗難などあうと気分も落ち込み旅行としては楽しめなくなります。これだけで絶対大丈夫ということはありませんが、最低限の装備をしておくことでより安心して旅ができます。とくにひとり旅の場合は、荷物を友達に見ててもらうということができないので、ワイヤーロックはあると便利です。
- TSA付南京錠
- ワイヤーロック
- セキュリティポーチ
南京錠はジッパー式のスーツケースやバックパックのチャック部分に鍵をかけるのに使用します。
ワイヤーロックは、スーツケースなどの荷物をおいたまま、どうしてもその場を少しの間離れないといけないときとか、空港で仮眠をとるときとか、荷物が盗まれないように、荷物と建物の柱とか椅子とかを固定するのに使います。
固定する対象がない場合でも、荷物同士を固定するだけでも持ち運びにくくなるため、有効です。
バッグ用ロック、ワイヤーロック |
ワイヤー付3桁ダイヤル式TSAロック |
セキュリティポーチは、持って行ってもいいですが、それよりもお金やカード類は何ヶ所かに分散して持つ、大量の現金はもたないなどの対策の方が有効かなと思います。私も持ってはいますが、面倒で結局あまり使っていません。
電気系グッズ
- 電源変換アダプタ(プラグ)
- 延長コード、分岐タップ
- 2口USB充電機
- モバイルバッテリー
海外のコンセントの差込口は、日本とは異なる場合が多いです。また、電圧も違ったりします。電圧は、最近のデジカメやPCアダプタは海外対応のものがほとんどになってきて余り心配することはないのですが、コンセントの形状を合わせるための電源変換アダプタは必須です。
また、ホテルの室内は、不便なところにコンセントがあったり、数が少なかったりするので、延長コードやマルチタップも必須です。これらについては、以下のページにわかりやすく解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。
参考)これで安心!!海外旅行に持って行くべき延長コード、電源アダプタなど
USB充電器は標準のものもいいですが、携帯とiPadとか2ついっぺんに充電することを考えると、1つで2つ充電できるタイプとかがあると、かさばらなくて便利です。これも上記の延長コードと電源アダプタの記事に記載していますので、そちらを参考にしてみてください。
最近のスマホはいろんな機能がついているので、酷使しがちですぐにバッテリーが減っちゃいますよね。そんな時でも、モバイルバッテリーさえあれば、安心です。
Anker PowerCore Fusion 5000 |
旅行に便利な電気製品
- iPad mini、Kindle fireやAndroidタブレット
- Wifiモデムとシムフリー携帯
- カメラ
- 電子辞書
- 懐中電灯
タブレットは個人的に、旅では必須品だと思っています。インターネットなど情報を得るのにも使えますし、空き時間に本を読んだり、旅行ガイドブックを見たり、写真も撮れるし、電子辞書の代わりにもなります。
iPhoneユーザーは、iPad miniがアプリの共有などもできて、いいんでしょうけど、Androidユーザーなら、AndroidのタブレットとかKindle Fireとかでもいいと思います。コスパはKindle Fireが抜群ですので、Kindle Fireのリンクをご紹介いたします。
特に、Amazon プライム会員になってから購入すると、プライム会員の年会費分の4000円引きとなるので、1年間プライム会員をただで利用できることとなります。プライム会員はぼくも入っていますが、たくさんの音楽、映画、ドラマが聴き、見放題の上、写真が無制限で保存、Amazonで注文した品物が早く届くサービスとか、あとまだまだいろんなサービスが、全部で月300円程度です。かなりお得だと思っていまして、以下のページでも紹介していますので参考にしてみてください。
参考)Amazon プライム会員が今更ながらお得すぎる件について
Wifiモデムは、インターネットの電波を供給する装置です。SIMカードを現地で購入して、差し込み、設定するとPCや携帯を接続してインターネットができます。ただ、最近はスマホでデザリングできるようになったので、SIMフリーのスマホがあれば十分かなと思います。
電子辞書は以前はぼくも持っていましたが、最近は荷物を減らすために携帯やiPad miniにアプリをダウンロードして使っています。また、Google 翻訳が便利すぎるので、電子辞書さえも必要ないかもしれません。
カメラは最近はスマホのカメラでも十分ですが、やっぱりいい写真で残したいという時は、一眼レフタイプのデジカメがベストです。個人的には、圧倒的にミラーレスのオリンパスのO-MD E-M5 MarkIIを押します。まず、防滴・防塵なので、雨の中でも、チリやほこりが凄いような場所でも安心して使えるというのは強いです。
また、レンズにきちんとこだわれば、画質も普通の一眼レフと同等かそれ以上のものを撮ることができます。OM-Dシリーズは、M1, M5, M10の3つのタイプがあり、その中でもM1はフラグシップモデルですが、やや大きく旅行にはかさばります。M10は防塵防滴の機能がついてません。よって、旅行用に最適なのは、サイズ、防滴防塵、画質からM5が一番だなと思っています。確かに高い買い物ですが、せっかくの旅行でいい写真を残したい場合は最高のカメラです。
オリンパスのO-MD E-M5 MarkIIボディ(Amazon) | レンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO)(Amazon) |
レンズは、初心者なら上記のレンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO)が1つあれば、まず問題ありません。慣れてくると、望遠とか広角とか欲しくなりますが、普通の写真であれば、これ1本でかなりいい写真が撮れます。
カメラの本体とあわせて、17万円ぐらい(2017年5月現在)とかなり高価ですが、かなりいい画質の写真が撮れますし、大切に使えば一生使えるカメラだと思います。
懐中電灯は、停電が度々おこるような途上国に行くなら必須です。ただ、普通は携帯のカメラ用のライトでも十分かもしれません。この辺は、停電がどの程度頻発するのか、停電の長さなどによって決めたらいいと思います。停電があまり続くようだと、携帯のバッテリーも減っちゃいますので。
その他の便利なグッズ
旅行がある程度の長さになると、荷物を減らすために選択が必要になります。そんな選択のためのグッズを集めました。
- 折り畳みハンガーと洗濯ひも
- ジップ付袋
ホテルの室内で、洗濯物を干そうと思っても、ハンガーが足りなかったり、そもそも干す場所が無かったりします。そんなときにも、折り畳みのハンガーと、洗濯紐があればとっても便利。次に紹介する品物は、値段も安くお勧めです。
洗濯洗剤は、現地でも買えますが、やっぱり日本製が品質がいいのと、現地で買っても余った時に持ち帰る?と思えば、ぼくは自宅の粉石けんを、小さなペットボトルに入れて持って行っています。
旅行先のホテルのクリーニングサービスや、現地の町中の洗濯屋(特にバンコクなど)が安い場合は、そちらを使用してもいいでしょう。でも、すくなくとも下着類は自分で洗いたいですよね。
このペットボトルはスーツケースの中で破裂してもいいように、ジップ付袋に入れておくと安心です。
ジップ付袋は、100均に行くと売ってますので、そちらで買うことをお勧めします。大中小と3種類くらいのサイズを買っておくと、何かと便利です。
健康管理グッズ
- のど飴
- ハンドクリーム
- 虫よけ(押すだけベープ)
- 虫よけスプレー(体に塗るタイプ)
- サングラス
- 日焼け防止クリーム
現地に行くと余りのほこりや、乾燥でのどの調子がおかしくなる場合があります。そんな時のために、のど飴やハンドクリームはあると、困った時には本当に助かります。個人的には龍角散ののど飴が一番ですね。ハンドクリームは普段お使いのでいいと思いますが、私のお勧めはアベンヌです。
龍角散 のど飴 | アベンヌ ハンドクリーム |
海外では、蚊に刺されないように注意しましょう。マラリア、デング熱等、蚊に刺されたことが原因でかかり旅行どころではなくなる場合があります。蚊に刺されないためには、ホテルの部屋に潜む蚊を退治(押すだけベープ)、外出する場合、レストランで食事などのときは、肌に塗るタイプがお勧めです。押すだけベープは恐ろしいほど効果があり、自分は大丈夫なのか?と思ってしまいますが、旅行の時だけと思って割り切ったほうがいいでしょう。ちなみに、不快害虫用は蚊には効かないケースがあり、普通のタイプが安心です。肌に塗るタイプは、スプレータイプもありますが、飛行機に原則として載せられないので、ミストタイプが最適です。
おすだけベープ | スキンベープ 虫よけスプレー ミストタイプ |
サングラスや日焼け防止クリームは日差しの強い国に行くときは必須です。日本とは比べられないほど日差しが強い国では、一日中外にいると紫外線で目が痛くなったり、焼けすぎることがありますので、対策が必要です。
料理グッズ
長期間の旅行の時は、現地食だけだと飽きたり、体調を崩したりするので、かんたんな料理ができるグッズをそろえていくと体にやさしいです。また、コーヒー好きでどうしてもおいしいコーヒーを飲みたいのであれば、旅行用の湯沸かし器があると便利です。
- トラベルクッカー
- トラベル用湯沸かし器
- 割りばし
- 小さなまな板
- ミニ包丁
- ざる
- お玉
トラベルクッカー | トラベル用湯沸かし器 |
トラベルクッカーは、袋ラーメンは基本です。ごはんも頑張れば炊けるみたいです。ただ、お湯を沸かすのに結構時間がかかるので、ホテルに備え付けの湯沸かし器があれば、それでお湯を沸かしてから調理したほうがストレスフリーです。
湯沸かし器があるかどうか不安な場合で、コーヒーを飲みたい時などは、旅行用の湯沸かし器があると便利です。
どこまで本格的に調理するかですが、旅行先で野菜を買ってきてサラダを作ることを考えているなら、小さなまな板と包丁を100均で買って持っていくといいと思います。
あえるパスタの素を持っていくと、海外でパスタ麺を買えば、パスタも食べられます。その時に、ざるがあったほうがいいのですが、海外で買うとめっちゃ高くて(1000円くらい)びっくりすることがあるので、100均でとって付のざるを買っていくと助かります。あとは、お玉とかもなかなか日本で使い慣れた形状のものが見つからないので、100均で買っていくといいでしょう。
そこまで料理するつもりはないけど、万が一体調を崩したときのため、とかであればパックご飯を2,3個とふりかけ、味噌汁のもと(袋タイプ)を持っていくだけで、ずいぶんと癒されます。やっぱ味噌汁はほっとできるので、何回かぼくも救われました。
以上、いろんな旅グッズを紹介しましたが、必要なものを思いついたら、追加していきます。
これもとかご意見があれば、ぜひお寄せください!