海外で使用できる延長コード、電源アダプタについての情報をまとめてみました。これでもうどこの国行っても大丈夫!!
目次
おすすめの延長コード、電源アダプ等
パソコンやタブレット、スマホ、デジカメ等を海外旅行に持っていくとき、意外にあったほうが便利なものは・・・
- 電源変換アダプタ(コンセント変換プラグ) 2種類、各1個
- 1mの延長コード 2、3本
- 分岐タップ3ヶ口 2個くらい
- USB電源アダプタ2口以上(iphone, タブレット等用) 1個
これだけあれば大丈夫です。
簡単ですね!それでは、1つ1つ説明していきます。
電源変換アダプタ(コンセント変換プラグ)
日本の電源プラグって、
こんな形状ですよね。
でも海外のコンセントの差し込み部の形状って、こんなにたくさんの種類があるのです!
なので、日本から持っていく充電器とか、パソコンを海外で使用しようとすれば、コンセントの形状を、海外のコンセントに合うように変換するアダプタが必要なんです。
変換アダプタといえば、、、、
こんなのがあります(ちなみに、これはイギリス用)。
ただ、できれば、イギリス専用とかではなく、どの国に行っても使えるような自由自在な電源アダプタが便利ですよね!
そこで、ご紹介するのがこんな電源アダプタ
これだと、どの国に行っても対応できるので、安心で便利です!
■ ワールドマルチプラグ 【Amazon】
350円~500円くらいです。
さらに、このアダプタを持っていると、海外で入手した製品を別の国で使うこともできるようになります!
そんな必要ないし、、と思うかもしれませんが、いつか使う場面が出てきます。旅先で出会った人を助けてあげるときとか。。
さて、この万能のアダプタがあれば、電源アダプタとしては向かうところ敵なしという感じがしますが、1つだけ弱点があります!
それは、このアダプタにはヒューズが内蔵されているので、あまりたくさんの電流を流すとヒューズが切れて、使えなくなってしまうことです。
通常は、ヒューズがあることによって火事になったりしないようになっているのですが、、たとえばドライヤーのような、電気をたくさん使うような機器を使う場合は、これが使えなかったりします。
そんな時は、ヒューズのないタイプの電源アダプタがあると安心です。
それがこちら!
サンワサプライ 海外電源変換アダプタ
【Amazon】 【楽天ショップ】
約2,000円です!
先ほどのものに比べると、高いんですが、①消費電力を気にする必要がないのと、また、②コンパクトなので移動中とかに、1つは持っておくと便利なアダプターです。
ただ、このアダプタ、、使ってみるとわかるんですが、ちょっと安定性に欠けるので、パソコンやカメラの充電には最初に紹介したワールドマルチプラグが使い勝手が良かったりします。
あと、こちらは海外製品を日本で使うという逆の使用場面には使えません。。
紹介した2つのアダプタの特徴を下の表にまとめてみました。
電源アダプタのまとめ
品物 | 対象電化製品 | メリット/デメリット |
ワールドマルチプラグ | デジカメ、ノートPC、タブレット、スマホ充電など消費電力が1,000 W以下のもの | 安定性がある。海外の電化製品にも対応。 ただし、消費電力が大きいものには使えない。 |
サンワサプライ 変換アダプタ | 日本の全ての電化製品に使用可能 | 全ての電化製品に使える。 ただし、安定性が悪い。 |
延長コード
次に紹介するのは延長コードです。
海外で使用する延長コードには、100均の延長コードがお勧めです!
なぜ、100均かというと、まず軽いからです!!ヤ○ダ電機とか、ビッ○カ○ラとかで購入できる延長コードは逆にしっかり作られすぎてて、けっこうかさばるし、以外に重たいんです。
海外旅行の荷物をいかに選ぶかの重要なポイントは、ある意味重量を考える必要があります!そんな時、できるだけ軽い延長コードを選ぶためには、この100均のコードが一番なんです!
100均で飼うのが面倒な方は、Amazonでどうぞ
1m延長コード
さて、日本の延長ケーブルは100V用なので、海外の240Vには対応していないのために危険!!という誤った情報が、ネット上にあふれています!
これは間違いで、日本で売られている延長コードであれば、100均の延長コードであっても普通に、海外で何の問題もなく、安心して使えます!!
その理由は下記のページで詳しく書きましたので、興味がある人はぜひ読んでみてください!
さて、種類は100均の1mの延長ケーブルで、と書きましたが、1mではさすがに短い場合が多いです。主にホテルの中で使うことになりますが、私の場合、2mあれば十分なことがほとんどなので、1mの延長ケーブルを2本つないで使っています。また、次で紹介する分岐タップとあわせて使用すると便利です。
さてこの1mの延長コードですが、もし、空港でもパソコンを使ったり、携帯を充電したりする必要があれば、1本を手荷物として、もう1本をスーツケースに入れておくと、空港でも使えて便利です。その場合、電源変換アダプタ、分岐タップも合わせて手荷物として持っておく役に立ちます。
分岐タップ3ヶ口
壁のコンセントに良く挿して使う分岐タップです。これも100均にあります。
写真の分岐タップのように、オス側(差し込む方)の向きを買えれるタイプが便利です。
100均で飼うのが面倒な方は、Amazonでどうぞ
分岐タップ 3個口
USB急速充電器
最近は、USBで充電するタイプの電化製品が増えてきています。
主に、携帯電話、タブレット、モバイルwifi、モバイルバッテリー等ですが、いくつか旅に持っていくときにそれぞれ充電器を持っていくと荷物が増えます。そこで、1つのコンセントで最低2つ充電でき、また急速充電タイプが純性よりもはやく充電が完了するのでおすすめです!
・lightnigケーブル (iPhone)
・micro USBケーブル (Android)
・変換アダプタ(micro USB → lightning)
電圧は考えなくていいの??変圧器は必要?
次は電圧について考えてみましょう!
日本の家庭用の電源は100Vです。
でも、海外ではほとんどの国が電圧は200Vだったり、240Vだったりと若干高めになっています。そうなると、果たして日本で使っているデジカメやノートPCを、海外で普通に使えるか??と思いますよね?
結論から言うと、、ほとんどの電化製品は240Vまでの電圧には対応しています!
よって、変圧器は通常は必要ありません(念のためにご自分の電化製品が対応しているか、アダプター部分をよく見てみてくださいね)。
さて、万が一、お持ちの電化製品に海外の電圧に対応していない製品があり(100Vしか記載されていない場合)、どうしてもその製品を海外で使用したい場合、変圧器の購入も検討する必要があります。
この場合、その電化製品の最大消費電力にあった変圧器を購入する必要があります。
例えば、持っていきたい電化製品の最大消費電力が30Wだったとすると、変圧器としては30Wでは容量不足で、2割増しから3倍程度(36W~90W程度ということです)の容量が必要があります。
回転する電化製品 ドライヤー、ミニ扇風機 |
3倍の容量が必要 | 消費電力が100Wの場合⇒300W以上の容量の変圧器 |
その他の電化製品 | 1.2倍の容量が必要 | 消費電力が100Wの場合⇒120W以上の容量の変圧器 |
ただ、変圧器は、容量が大きくなればなるほど重たく、そして高価になります。これによって、万が一、飛行機に乗るときに預け荷物の重量が、無料の範囲を超えてしまうと、運賃の追加料金を取られるので、さらに余計なコストがかかってしまいます。
そこで、変圧器が必要になるほどの電化製品で、海外電圧に対応していない場合は
①海外電圧に対応しているものを買う
②海外に到着してから、現地のものを買う
という選択肢もありますので、検討してみてください。
けっこう現地で買ったほうが安かったりします。また次の旅で使えたりもしますよね。
特に美容家電とか熱を使うものは、消費電力が大きいので、海外で使おうとすると、トランスも必然的に大きくなり、そのくらいトランス(変圧器)にお金をかけるのであれば、現地で買ったほうが安いかもしれませんし、日本でどちらの電圧にも対応できるものを買ったほうが良いかもしれません。
関連記事:海外旅行に必要な美容家電をまとめてみた
また、変圧器を海外についた後に、現地で購入するという手もあります!
モバイルバッテリ
旅行中は基本的に一日中外出することになると思います。またスマホで地図を見たり、情報収集をしたり、写真を撮ったりすることも多く、スマホの電池の消耗スピードが速く、お昼過ぎには残り20%なんてことも考えられます。
そんなとき、モバイルバッテリがあると安心です。モバイルバッテリはバッテリ容量と重量のバランスが重要です。
容量を求めすぎると、重たくかさばって持ち歩くのが面倒になります。軽すぎると、容量が少なくて充電が不十分になります。
1日の外出なら5,000 mAh 程度が最適です。スマホを1回+iPad Airを0.5回程度の充電が可能です。もう少し余裕を持たせたいなら、10.000 mAhでも良いかもしれません。
おススメのモバイルバッテリはこちら
特徴は、充電機能に加えて、2ポートUSB急速充電器機能も備えています。スマホとこのバッテリをつないだままバッテリをコンセントにつなぐと、まずスマホの充電が優先され、充電完了後にバッテリの充電が行われます。
最後に
今回の電源アダプタ、延長コード以外に、旅の持ち物の選び方のポイントをこちらにまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!
コメント失礼致します。
延長コードの件は目からウロコでした。
つまり、対応プラグ→日本の延長コード→対応製品(主に私は充電系)
という使用で問題ないということですね?
それともうひとつ、タコ足タップも同様に国内対応製品でも使用できるのでしょうか?
やっしさんお問い合わせをいただき、ありがとうございます!
たこ足タップはシンプルに分岐するだけのものであれば大丈夫です。個別スイッチがついていたり、またその個別スイッチにランプがついているような機能が多いものは、それらのランプなどが電圧に対応しているかわからないです。
記事で書いてあるように、分岐タップも100円ショップで売ってるようなタップだけのものであれば、機能がシンプルなので、逆に安心です^^
質問よろしくお願いいたします。
延長コードは100均のもので大丈夫だということは分かりましたが、変換プラグ+延長コードで海外旅行様のマルチクッカー(100v200v対応)やドライヤーは使えるのでしょうか??
熱を発生させる機器には使用しない方が良いのでしょうか??
ご回答頂けると幸いです。
よろしくお願いいたします。
ゆゆさん、延長コードは問題ありません。ただし、変換プラグはヒューズが入っているタイプのものの場合、ヒューズが飛んで、変換プラグが使用できなくなる可能性があります。こちら(http://amzn.to/2nOwfFf)あるいは、すこしかさばりますがこのようなもの(http://amzn.to/2BlulDJ)なら、価格は抑えられます。ボックスタイプの全対応タイプみたいなのは、中にヒューズが入っているので、熱を使うものには不適です。