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海外旅行に慣れていない人にとって、緊張する最初のポイントが、海外の空港に到着したときのイミグレーション(入国審査)でのやり取りではないでしょうか。そんなイミグレで緊張しないためにこれだけ用意しておけばOKというポイントを記します。

イミグレーションでのポイントは3つ

  1. 審査の流れを知る
  2. 審査官に渡すべきもの
  3. 入国書類記入のポイントと聞かれやすいこと

以下にそれぞれ要点をまとめます。

審査の流れ

審査は次のような流れになっていることがほとんどです。

  1. 必要な書類を審査官に渡す
  2. カメラを見て、顔写真を撮らせる
  3. 指紋を取らせる
  4. 質疑応答

それぞれ説明していきます。相手の目的がわかっていれば、ぜんぜん怖くないので、よく理解してください。

必要な書類を審査官に渡す

必要な書類とは、パスポート、入国カード、税関申告書です。このうち、入国カードと税関申告書は、機内で配られますので、配られたら、落ち着いて記入します。旅行雑誌に書き方は解説してあることもありますが、書く内容は概ね次のようなものです。

氏名、搭乗した飛行機の番号【航空券半券】、出発地【航空券半券】、目的地【航空券半券】、入国日【航空券半券】、パスポート番号【パスポート】、パスポートの有効期限【パスポート】、パスポートの取得地【パスポート】、ビザの種類【ビザ】、ビザの有効期限【ビザ】、滞在予定先【ホテルの名前と住所】、現地滞在中の携帯電話番号、署名(サイン)

【**】に参照する情報元を記載しました。ビザが不要な国がほとんどなので、ビザの部分は記入する必要はないかもしれません。滞在予定先だけは、書類を用意してわかるようにしておきましょう。

まれに携帯電話番号を記入する部分がありますが、通常は入国前に番号を入手していることはないと思うので、その場合は空欄でOKです(後ほど質疑応答のところで説明します)

税関申告書は、多額の現金(貴金属)や大量のタバコを持ち込む場合などに注意が必要ですが、通常はあまり心配することはありません。タバコの持ち込みすぎは問題になることがあるかもしれませんので、3カートンまでにしましょう。稀に、2台のPCを持ち込むときに申告が必要な国があり、申告していなければ、多額の税金を支払う必要がある場合がありますので、税関申告書が配られたら、該当しそうなものがないか確認しましょう。

カメラを見て、顔写真を撮らせる

入国時カメラ

書類を渡したら、審査官は内容を確認したり、その内容をパソコンに打ち込んだり始めます。次に、顔写真を撮るために、こんな(←)カメラを見るようにとジェスチャーするので、じっと見つめてあげてください。

指紋を取らせる

これは国によって、異なります。5本指全部とる国もあれば、まったくとらない国もあります。前の人が並んでいるときに見ていおき、同じようにすれば問題ありません。

質疑応答

相手が確認したいことは概ね、入国カードで書かされます。ただ、書いてある内容が不十分な場合、全く違うことを書いていたりしていた場合に、口頭で確認されることがあります。

尋ねられやすいこととしては、滞在先(つまり、ホテル:ホテル名とホテルのある地名を答える)について、どこから来たか(日本:ジャパン)、何のために来たか(観光:サイトシーイング)を尋ねられます。

まれに入国カードに携帯電話番号を書くように求められているけど、空欄のままにしておいた場合、「書け」と言われる時があります。そんな時は、I do not have.(持ってません)と言ってみて、それでも書けというなら、日本のでもいいか(Japanese mobile number, OK?)と聞いてみたら、OKというと思いますので、日本の携帯番号を、頭に+81を付けて書きましょう。

090-1234-5678なら、+81-90-1234-5678と、+81を付ける代わりに0を取って書きます。

その他

以上がイミグレでの大まかな流れです。英語力はそんなに要りませんので、安心してください。質疑応答で相手が言っていることがわからなくて困った場合は、まわりに日本人がいないか確認して、助けを求めても大丈夫です。

その他で注意する点としては、入国した後、乗継があるなど次の時間が決まっているとき。そんな時に、イミグレでの大量の列を見て、あー間に合わないかも。。。という場面です。そんな時は、とにかく近くのスタッフに何とかしてほしいと泣きつくことです。英語が話せなくても、次のフライトのチケットを見せる、E-ticketを見せる、ジェスチャーで頑張りましょう。優先レーンに回してくれるなどの措置を期待できます。

でも、本当はそうならないように、乗り換えは、ぎりぎりではなくゆったりしたスケジュールを組むことが重要です。

 

 

 

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