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誰かが旅をしていくときに感動したこと、感じたことなどをつづる旅行記の中には、自転車で世界を回っている人々の旅行記もあります。

実は私は、そんなチャリダーのみなさんの旅行記が大好きで、けっこう何冊も読んでいます。

なかなか旅に出れない、1,2か所は行けても世界中はまわれないというような皆さんのために、本当に行った気分になれる、そんなチャリダー旅行記を厳選して!?紹介したいと思います!

1.[石田ゆうすけ]さん著:行かずに死ねるか!

この方はチャリダーとしてとても有名な方で、旅行記を含めてもう何冊も本を書かれています。

その魅力は何と言っても、文章力!

読み手が、まるで自分のことのように、あたかもその場にいるかのように感じさせてくれ、あっというまにその世界観に引き込まれてしまいます。

行かずに死ねるか!を最初に発表されてからも、次々に旅行記を、食べ物とか風景とかいろんな切り口から、石田さんの文章で魅せてくれます。

これまで旅行記にそんなに興味がなかった方にも、ぜひ読んでもらいたい1冊です。アマゾンのレビューとか、絶賛の嵐です!

ここでは、処女作の行かずに死ねるかを含んだ、自転車ひとり旅の3部作をご紹介させていただきます!

① 行かずに死ねるか! 世界9万5000km自転車ひとり旅
② いちばん危険なトイレといちばんの星空 世界9万5000km自転車ひとり旅 Ⅱ
③ 洗面器でヤギごはん 世界9万5000km自転車ひとり旅 Ⅲ

2.[宇都宮一成・宇都宮トモ子]さんら著、88ヶ国ふたり乗り自転車旅 北米・オセアニア・南米・アフリカ・欧州篇

著者名を見ていただくとなんとなく気づいていただけると思いますが、この本は、夫婦で回った自転車世界一周旅行について書かれています。

この本は夫婦が自転車2台でいろんな世界の各国を回りました、という内容ではなく、タンデム自転車(二人乗り用自転車)で、世界の各地を回った時の準備から完走までの旅行記です。

愛し合った二人とはいえ、しばらくシャワーも浴びれない、好きなものも自由に食べれない、野宿が続くような過酷な旅ですから、たくさん喧嘩して、泣いて、それでも、二人で感動したり、お互いのいい部分を見つめなおしたりする様子を、それぞれの日記から上手に抜粋する形で、二人の旅は進行していきます

一人で自転車旅行だと、思い立って、やるぞ!と思えば私たちにも実行できてしまいますが、タンデム自転車はそうもいきませんよね。

そんな夫婦二人でのタンデム自転車での旅の様子を、疑似体験できる貴重な一冊です。ぜひ、二人のファンになって、一緒に旅する気分で、ページをめくってみてください。

88ヶ国ふたり乗り自転車旅 北米・オセアニア・南米・アフリカ・欧州篇

3.[のぐち やすお]さん著、自転車で地球を旅する

この方は、自転車で世界の旅するチャリダーの元祖です。

30年間も旅を続けられていて、その経験たるやぜったい他の人には真似できない、知りえないことがたくさん詰まった本となっています。

また、これから自転車の旅をやってみたい方には貴重な自転車の装備や道具についても詳しく書かれています

おれもやってみよう!とチャリダーをめざす方にはバイブルとなる大変貴重な本です。

自転車で地球を旅する―30年35万キロ、変化する世界放浪のかたち

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以上、今回は3組の著者による自転車での世界の旅の旅行記を取り上げてみました。

いろんな旅の形があると思いますが、自転車の旅はぼくも憧れている旅の形の1つです。

このブログを読んでいてくれる皆さんの中にも、そのうちチャリダー旅行者が生まれてくれたらうれしいですね(笑)

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