最終更新日:2015年12月4日
バングラデシュという国を知っていますか?
「人口密度が世界一」ということでバングラデシュを思い出した方はいるかもしれません。また、先日、日本人がISISに殺された国としてご存じの方ももちろんいらっしゃると思います。
そんなバングラデシュの特徴について、まとめてみました。
バングラデシュは、一言で言うとカオスな国です。
カオスというと、インドの代名詞のように言われますが、私はインドよりもバングラデシュの方が、よりカオスという表現が良く似合う国だと勝手に思っています。
カオスって、辞書で調べると、「混沌」となっています。
いろんなものが混ざり合って、何が起きるか、何がどうなるかわからない世界みたいな、そんな意味だと思います。
私にとって、最初の赴任地は、アフリカのタンザニアで、あの国も私にとってはいろいろと衝撃的な国でした。食文化から着る物から、音楽も、街並みも、それぞれいろんな形の衝撃を受けたことを覚えています。
でもあの国は、カオスではなかったと思います。
ほかの国でもそう。
それぞれ、その国なりのインパクトはありましたが、やっぱりカオスと言ってしっくりくるのはバングラデシュなんですよね。
バングラデシュは、とても残念なことに、とくに観光資源っていう、目玉になるようなものはあまりないと思います。
南部の海に接した地方では、シュンドルボンという、マングローブがたくさんで、野生のベンガル虎がいる地域があります。
あと、マイクロファイナンスで有名なグラミン銀行がある国ですけど、グラミン銀行は観光では関係ないので。。
それでも、ぜひ「カオス」がどういうものなのか体験してみたい。バングラデシュの人混みにもまれてみたいと思うのであれば、ぜひバングラデシュに来てみてください!
覚悟をして来れば、バングラデシュはそれなりに楽しめる国だと思います。まず、バングラデシュカレーは結構うまいと個人的に思っています。
インドカレーは日本で食べられても、バングラデシュカレーはなかなか日本では食べられません!
また、バングラデシュはただの田舎の国ではありません。
首都ダッカともなれば、都市圏の人口で1,500万人規模(日本の東京横浜都市圏は3,700万人で1位)と世界15番目くらいに位置するくらいの都市なので、それなりに都会です。
あと3年くらいでダッカには鉄道に加えて、モノレールも開通するので、少しは渋滞に悩まされずに移動できるようになるみたいです。
またバングラデシュと言えば、リキシャの並ぶ風景も風情があると思います。このリキシャは日本語の力車から来ています。
リキシャもそうですが、国旗も日本と同じようなデザインで、緑に赤の日の丸国旗です。
この国旗からもわかるように、完全な親日国で、あなたが日本人というだけで喜ばれます。
いまは残念なことに、一般人のバングラデシュへの渡航は制限されていますが、再び安全になった際には、ぜひともバングラデシュという国にお越しください。渡航できるかどうかはこちらからチェック↓↓↓
バングラデシュは、カオスだし、いろんな意味で衝撃的な国です。