最終更新日:2015年12月16日
ふだんよく知らないまま通り過ぎているけど、実際登録してみたら、意外に良かった!!と思うのが、国際空港の自動化ゲートです。
この記事では、自動化ゲートについて、メリット・デメリットと登録方法、使い方について解説いたします。
空港で嫌だなーと思うのが、列にけっこう頻繁に並ばなければならないことです。
出国時は、航空会社のカウンターで並び、次にセキュリティゲートで並びます。帰国時は、人がどっと入出国審査に押し寄せるので、ここでもまた並びます。
さて、そんな入出国審査での長蛇の列から逃れる、もっとも簡単な方法の1つが、入出国管理の自動化ゲートへの登録です。入出国管理とは、係員にパスポートを渡して、ハンコを押してもらうあれです。イミグレとか、Passport Controlとかいうこともあります。
このイミグレは特にハイシーズンの時には、けっこう待たされることがあるのですが、自動化ゲートシステムに一度登録すれば、イミグレでほとんど並ばなくてよくなります。
パスポートを更新した場合、再発行した場合は再度登録する必要があります。
では、具体的にこの登録について、説明致します。
目次
1.メリット・デメリット
メリット・・・ズバリ、列に並ばなくてよい。日本のどの空港でも使える!
デメリット・・・初回の手続きの際、10分程度の時間が必要。入出国のスタンプが通常は押されないので、スタンプを押してほしい人*は、ゲートを通過した後、近くの窓口でスタンプを押してもらう必要があり、これがちょっと面倒。
*スタンプはたくさんの国のスタンプを眺めて楽しむということ以外に、入出国の日の証明になるため、海外旅行保険の適用を受ける場合などに使われます。ただし、自動化ゲートを使用した人が保険の適用を受けるためには、「搭乗券半券や旅行会社作成の日程表等」で対応が可能となっています。
2.自動化ゲートの登録方法
まずは基本的な事項から。
受付時間:夜中は不可。具体的な時間は場所によって異なる。
手続時間:5分くらい
手続費用:無料
登録できない人:日本人の場合は特になし。指紋の無い人。
その他:パスポートを更新すると、再登録が必要なので、もうすぐ更新するという方は、更新した後がいいかもしれません。
手続き方法
①入出国カウンターの脇の申請用紙に記入する
②申請用紙とパスポートを係員に渡す
③以上
簡単ですね。これで、もう列に並ばなくていいとか、最高です。
3.使い方
銀行のATMと同じように、説明どおり1つ1つ進めれば良いので、ぜんぜん難しくありません。
具体的には次の流れにそって進めればOKです。
①パスポートカバーを外す
②パスポートを自動化ゲートの機械にセット
③指紋認証
④OK
簡単ですね!
4.さいごに
いかがでしたか?
そんなに私は海外に行かないからいいかな?と思っているあなた。そんな頻繁に行かない人こそ、皆が海外に行きたがるハイシーズンに海外旅行に行ったりするものです。
一度、10分だけ時間を作って、登録してしまえば、その登録の直後から自動化ゲートを使うことができるので、ぜひ登録してしまいましょう。
心にちょっぴりゆとりができ、快適な旅につながりますよ。