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旅には荷物を好きなだけ持って行くことはできません。もちろん料金を気にしなければ別ですが。

なぜなら、一定量の重量やサイズを超過すると、荷物の量に応じて料金が発生するからです。

旅に最低限持って行かなければならないもの、持って行かなくても大丈夫なものを知ることで、旅の準備がすこし楽になります。

そこで、荷物をまとめるにあたって最低限知っておいたほうが良い3つのポイントをまとめました。

荷物の重量と個数の制限

飛行機に搭乗する際には「預け荷物」と「手荷物」の2つがあります。

  • 預け荷物・・・・チェックイン時に航空会社に預ける荷物
  • 手荷物・・・・・機内に持ち込む荷物

預け荷物には、無料の範囲で預けることができる荷物の重量と個数がそれぞれ航空会社ごとに決まっています。

エコノミークラスだと、【1個23kg以内で2個まで】、あるいは【総重量30kg以内で個数は不問】などとなっており、搭乗する航空会社によって規定が異なります。

また、手荷物についても航空会社によって異なりますが、おおむね7kg程度までとなります(以前は手荷物重量について、調べられることはありませんでしたが、最近だんだんと厳しくなりつつあります)

預け荷物については、制限重量を超える場合、航空会社によって異なりますが、

  • 超過1kg辺りで定められた費用、あるいは
  • 荷物1個あたりの費用

を支払う必要があります。

よって、旅の行先と、航空会社が決まったら、それぞれの航空会社のHPで、預け荷物と手荷物に関する最新の規定を確認してください。
もし、航空券を旅行代理店から購入した場合は、旅行代理店に確認すれば、教えてくれます。

 

例えば、23kgが制限重量だとします。このとき、スーツケースの重さが7kg程度だったとすると、16kgまでの荷物を持って行けるということになります。
ここでわかるように、スーツケースの重量は結構重要です。最近は軽いスーツケースが増えましたが、かっこいいけど、重たいスーツケースというのもありますので、見た目と同じように機能性(重量など)もスーツケース選びには必要だということがわかるでしょう。

スーツケースを購入するときには、重量もよく確認してから買う、あるいは借りましょう。

ここで注意!!
旅行にはお土産がつきものです。よって、普通は行くときよりも帰るときの方が、重量が重くなりがちなので、現地でお土産を買ったはいいけど持って帰ってこれない、あるいは超過料金をたくさん取られてしまうということの無いよう、行きの飛行機はじゃっかんスペースが空くくらいの余裕をもって行きましょう。

ただ、現地で荷物が増えすぎた場合、別送することができますが、多少超過する程度なら、追加費用を払った方が手間もかからず簡単です。

現地で購入できるもの、購入できないもの

旅行に必要なものをすべて日本から持って行こうと思うのではなく、一部の荷物は現地で買えばいいやと思うことができれば、荷物の準備はずいぶんと楽になります。

結論から言うと、ほとんどすべてのものは現地で買うことができます。

それは、ヨーロッパやアメリカのような先進国だけでなく、アジアの奥地やアフリカのような発展途上国でも、その国の首都のスーパーやショッピングセンターに行けば、大抵のものは売っています。ただし、品質にこだわらなければの話になります。。あとはそういうショッピングに限られた時間でどれほど時間をかけられるかというものもあります。

海外で買える物

洋服、下着、靴、石鹸、シャンプー・リンス、洗顔フォーム、歯磨きブラシ、歯磨きペースト、マウスウォッシュ液、タオル、髭剃り、髭剃りフォーム、ティッシュ、カバン、スーツケース、延長コード(ただし、日本専用ではなく、マルチタイプなど)、携帯電話、パソコン、パソコンのアダプタ、マウスなどパソコン関連機器、デジタルカメラ、薬・・・・・

海外で調達しにくいもの

  • コンタクトレンズ関連商品(保存液や洗浄液など、国によっては売ってない)
  • いつも使っている専用の薬(風邪薬、痛み止めなど、一般的な薬は現地でも買えますが、専用の薬は手に入らない可能性が高いです)
  • 箸、日本の調理道具(お玉とか)、料理用のダシの素

ぐらいでしょうか。

旅に持って行ったほうがいいもの

海外でほとんどのものは買えるとはいえ、日本で買うよりもすごく割高だったり、質が悪かったりはつきものなので、重量と大きさのことを考えつつ、何を持って行くか考えてください。私はいつも下記のものを持って行っています。

  1. パスポート、航空チケット、クレジットカードと500ドル程度の現金・・・特に説明するまでもないですね。
  2. 必要な連絡先を裏に書いたパスポートのコピー・・・旅行中にパスポートの提示を求められても、だいたいパスポートのコピーで間に合います。パスポートは無くさないように大事に保管しましょう。裏に、大事な連絡先(日本の家族の連絡先、現地の大使館、旅行代理店、友達の携帯番号、クレジットカードの連絡先などなど)
  3. ペン、筆記具・・・これも必需品です。現地の空港に着いたとき、入国カードを書いたりするのにまず使います。
  4. 旅行雑誌・・・お好きな旅行雑誌を持っていると旅の楽しみ方が増えます。ネットで都度、情報を入手しても大丈夫です。
  5. 洋服・・・暑い国に行くときでも、飛行機の内は冷えたりするので、薄手の長袖のジッパーで前を締めるタイプを持って行くと、機内の体温調整に便利です。洋服はおしゃれに気を使うよりも、お金持ちに見られない格好(ターゲットにならないように)を心がけましょう。
  6. ネックピロー、アイマスク、耳栓・・・機内の便利な小道具はお好みで。貴重な旅の期間を、機内の疲れをいやすために使いたくないですよね。関連記事はこちら
  7. 海外用の財布・・・海外のお札ってけっこう汚いので、普段使っている財布を汚したくないのと、小さくたためる二つ折りの財布で、お金持ちに見えない程度の財布(ドンキで1000円くらいの安物)がいいでしょう。
  8. デジカメ、ミラーレス一眼など・・・旅で出会った人々との写真やきれいな風景を残したいですよね。スマホのカメラでも十分な方はそれでもいいかもしません。
  9. 100均のチャック付袋・・・適当に3種類くらいの大きさのものを買っていくと、なにかと重宝します。化粧品・シャンプーなどの液体物を入れる、濡らしたくないものや、濡れてしまった洋服を入れたり、大事なものをいれたり、お金をいれて保管したり、、用途はひとそれぞれです。持っていても重くないし、かさばらないので、だまされたと思って、持っていかれることをお勧めします。
  10. 洗濯ひも+洗濯バサミ・・・3日以上の旅行の場合、洗濯しながら旅行することで、余計な洋服、下着を持って行かずに済みます。ダイソーの洗濯ひもの穴があいてるタイプが、洗濯物が寄らなくて使いやすいです。これも100均です。私は小さなペットボトルに日本でお使いの粉末石鹸を数回分入れて一緒に持っていきます。
  11. 流せるポケットティッシュ・・・海外で外のトイレに入ったら、紙はなくて当たり前くらいなので、流せるポケットティッシュがあると、普段使いもできて重宝します。100均で買えます。
  12. アルコールのウエットティッシュ・・・ティッシュではなく、濡れたもので拭きたいような場合に使います。通常のウェットティッシュづかいに加えて、アルコールを含んでいるので、食事前に手を洗う水がない等、これで手を拭けば除菌にもなります。100均で1個で2袋セットのもの(除菌ウェット 30枚入)が買えます。
  13. iPad miniなどタブレット・・・・私は地球の歩き方などのガイドブックをはじめとして、読みたい本を何冊も入れています。旅行中も、インターネットで調べものもできますし、Amazon kindle用の本を買って取り込めます。一眼レフで撮るようなこだわった写真でなければ、タブレットでも撮れます。英語の辞書も入れられますし、現地の地図も表示できます。旅のメモやお金の計算もできます。
  14. モバイルWifi・・・旅行先ではホテルやカフェでWifiを開放しているところは多いので、それ以外の街中やプールとか海岸など、旅行先のどこででも、パソコンやiPadをネットにつなげたい方はあると便利です。SIMカードは、国ごと、地域ごとに買いなおして使います。私の場合、LTEにつながることよりも、どんな田舎でも遅くてもつながることを重視しているので、HUWAEI E586を使っています。関連記事はこちら。最近はスマホのデザリングでも済ませられます。
  15. ・・・ロキソニン(あるいはバファリン)、抗菌使い捨て目薬(アイリス)、風邪薬(いつも使っているもの)、マキロン。絆創膏。この5つがあれば、まず安心です。海外でお腹を下したときは、出すだけ出して休んだほうが身体にいいので、私は正露丸は使いません。
  16. 押すだけベープ(クリスタ)・・・海外では蚊に刺されないように気をつけてください。マラリア、デング熱、脳炎など、蚊は病気のもとです。この押すだけベープは蚊撃退用として。小型なのに非常に強力です。かさばらず、小さいのによく効きます。参考リンク おすだけベープスプレー (不快害虫用ではないものを
  17. 電源延長コード(1m)+電源タップ(1×3)・・・通常の延長コードは若干かさばるし、重いので、シンプルな1×1の1m延長コードを2本と、1×3の電源タップを組み合わせて使用しています。100均で十分です。関連記事をご覧ください。
  18. ワールドマルチプラグ・・・日本の電化製品を海外で使うためのアダプタです。1つでいくつものタイプに対鵜可能なタイプが使いやすいです。

  1. 万能ナイフ・・・旅行先でナイフで果物を切ったり、ネジを締めたり、ワインオープナーになったり、、と毎日使うわけではないですが、結構役に立ちます。ただ、飛行機に乗るときは、預け荷物に入れないと、没収されてしまうので注意してください。
  2. トラベルクッカー(通称、ラーメンポット)・・・どうしても現地の食事で胃が疲れてきたときなど、ごはんを炊いてお茶漬けを作ったり、ラーメンを作ったりできるだけでずいぶんと違います。これに、箸と500mlのペットボトルにお米をいれたもの、ふりかけかお茶漬けのもと、小分けの味噌汁の袋、、、があれば最高です。

最後に

旅の荷物の準備は旅への期待を膨らませながらなので楽しくもあり、また一方わからないことだらけで面倒だったりもします。最低でも、パスポートと、チケットとお金(クレジットカード)があれば行って帰ってこれるので、気楽に行きましょう。

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